ピケティを想像させる題名だが、一部引用があるもののピケティ解説本ではない。やはりピケティに便乗したいネーミングか?
中身は、日本独特の雇用やグローバル化、人口構成などから、日本経済を解説していてわかりやすい。
特に、なるほどと思ったのは、若者からの搾取といった日本の構造、日本の雇用形態の難しさ。これに対するアベノミクスでいけるのか?
最近、高齢者の仕事どうしてやらせようかと考えるのが、仕事になっていたりもするので、いろいろ考えていたことと一致するところも。
雇用流動の促進、終身雇用以上に年功序列の問題、高齢者、女性活用(この本では1.5稼ぎというのが良いという立場)、、
格差、日本の高度成長からしばらくは、見なくて済む問題が、よく見えてきているのだが、、、
難しい問題だ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年9月27日
- 読了日 : 2015年9月27日
- 本棚登録日 : 2015年9月13日
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