ハウスメーカーと官僚がダメにした日本の住宅―日本の住宅の寿命26年、ヨーロッパは140年。その違いは!?
- ザ メディアジョン (2009年11月20日発売)
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日本の住宅の寿命は26年と言われますが、正確な数字ではないと思われます。26という数字は、日本の高度経済成長期のはじめに建てられた「ウサギ小屋」からの建て替えも含まれるので、26年建ったら住めなくなるという意味ではないそうです。
確かに、ハウスメーカーと官僚のメンテナンス、リフォーム誘導戦略は成功しましたが、これからの若い人にはそれを支えるだけの資金力がないので、ハウスメーカーは方向性を改めなければ生き残れないと思われます。
ぼく的には、逆に居住可能年数を設定した上でシンプルな構造かつローコストと割り切った方が、その他への資金のバランスを調整することができると感じました。
しかし、それには持ち家に対する至上主義的価値観の見直しが必要で、真にユーザー側の視点に立てるアドバイザーが不可欠だと思いますが、日本のFP制度では限界があるような気がしました。
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ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2013年6月24日
- 読了日 : 2012年12月24日
- 本棚登録日 : 2009年12月11日
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