切ないお話でした。
江戸吉原で、恋に泣いて、思いを遂げられないまま死んでいった若い遊女たち。
宮木あや子さんの美しい日本語が散りばめられていて、景色としても鮮やかです。
親が子どもを売るとか、年季明けとか身受けとか、そんな時代があったことは映画やドラマで知っていても、この小説を読んで(フィクションではあっても)、初めてかなりリアルに知らされた感じです。娘を持つ身としては切なすぎです。
特に冒頭の朝霧のストーリーが印象深かった。
映画になっているようですが、見ないと思いす
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- 感想投稿日 : 2014年11月23日
- 読了日 : 2014年11月23日
- 本棚登録日 : 2014年11月1日
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