レビュー by iku715さん
以前弟に薦められて読み始めたが、最初の方で投げ出した本だった。読み進めても、きっと私の苦手な数学の世界なのだろうという先入観があったのだが、映像でなら大丈夫かも・・・と手に取った。
見始めても、元々私は数字には冷たい印象しかもっていないし、ましてやその美しさなどは理解を超えた領域であった。
ところが、見終わった時のさわやかさ、そして冷たい印象しかもっていなかった数字が、ぬくもりのあるものにかわったのだ。
ひとことで言って、この映画は数学と運命と思いやりが織りまざったものだと思う。例えば、数学は博士、思いやりは家政婦杏子、運命は博士と義姉。
「直感が大切」「あるがままを受け入れてひとときひとときを生き抜く」「永遠の真実は目に見えない、心で見る」・・・など、そこここに散りばめられた奥行きのあるフレーズ。
最後に母屋と離れの間の木戸がいつも開かれることになるが、それは e(πi)=-1 から eπi+1=0、つまりの+1の存在(家政婦)がその戸を開かせたということだろう。勝手な解釈だが、0は〇(まる)かもしれないとも思う。
レビュー登録日 : 2011年08月29日
引用
- 登録されていません。






コメント
まだコメントはありません。