20年以上「限界集落」論が謳われている一方、いまだ消滅した集落はない(無論今後はわからないが)。今後は、家族内(親戚内)の関係が(今されているように)維持されるとともに、近隣地域とのかかわりが強化されたり、子孫のUターンが強化されたりすれば大丈夫だろう、とのこと。
加えて、国策発ではなく、地域(住民)主体の行動こそ、重要だということ。
周縁のほうが(中央にいるよりも)全体がよく見えるという指摘も面白いし、都会と地方は人口(年齢)分布で結びついた一体の社会だとの指摘もなるほどと思った。やや冗長だったが、良書。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
まち・都市・地域環境
- 感想投稿日 : 2014年11月26日
- 読了日 : 2014年9月
- 本棚登録日 : 2014年11月26日
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