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imajinさんの本棚 > 強欲資本主義 ウォール街の自爆


レビュー by imajinさん

 読み終わった  読了日 : 2009年06月07日  3

この手の本は世界同時不況以降何冊も読みましたが、なんだか売れているということでちょっと読んでみた。

著者は長年ウォール街で働いていたとのことで、
具体的な話が色々書かれておりなかなか面白い。
ただ、ウォール街が強欲主義なのは今に始まったことではないし、
それを世界不況のせいにしてしまうのはちょっと短絡的かなと思う。

著者の言う真犯人は誰なのか?

まず第一の犯人は、
レーガノミックス以降「財政赤字」と「貿易赤字」の双子の赤字を垂れ流し続けるアメリカ政府と、
「ゼロ金利」「円安麻薬」を放置し、低金利で安い円を借りて海外の高金利資産に投資する
「円キャリー取引」を促進させ「バブル崩壊の処方箋は再びバブルを作ること」という誤った
方針を採り続けた日本。

そして第二の犯人は、
本来、信用秩序を護るリーダーであるべき金融機関が、こぞって「強欲資本主義」の担い手となり
「収益の増強」を「信用の維持」よりも大事な価値観として企業行動を続けたこと。 登録日 : 2009年06月07日 00:00:00


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