偽物語(下) (講談社BOX)

著者 :
  • 講談社 (2009年6月11日発売)
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本棚登録 : 5579
感想 : 278
4

化物語の後日譚の後半。

家族の関係する本物の怪異は切ないですね。
その衝撃の真実をすべて受け止めて、受け入れて、受け継いで暦は生きていくんですね。
というシリアスパートはともかく、戦場ヶ原、羽川、神原、千石との絡みがほとんどないのは、最終話としていかがなものか。
忍は怪異の薀蓄係とバトルパート担当にキャラ変更しているし。
ただ、貝木の悪キャラ大爆発、余弦と余接という新キャラも濃すぎでいいと思います。
最終話のくせに、八九寺の別れの挨拶やメメと貝木と余弦の大学のサークルの先輩など伏線がまだまだ張りっぱなしなのもいかがなものか。
自作も読まずばならなくなってしまいました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2014年6月17日
読了日 : 2014年6月17日
本棚登録日 : 2014年6月12日

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