夫婦にまつわる短編集。読み始めは角川ホラー文庫なのにホラーっぽさがないと思っていたが『いじめたくなる女』は完璧にホラーだなと思った。『愛されすぎた夫』も怖い。大石作品なのにこの作品だけ、毛色が違う。大石圭の公式サイトにも書いてある。しかし、この2作品は背筋がゾクっとする。『妻への疑念』『他人の妻、他人の夫』は別の意味や視点で女の怖さというのを表している。全作品を通して言える事は結婚というのは恐ろしい。結婚というのは紙きれ1枚で他人同士が『夫婦』という縛りになり、紙切れ1枚で離婚も出来る。結婚は怖い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
活字
- 感想投稿日 : 2014年4月11日
- 読了日 : 2014年4月11日
- 本棚登録日 : 2014年4月11日
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コメント 6件
猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2014/04/15
610@活字中毒さんのコメント
2014/04/15
猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2014/04/24
610@活字中毒さんのコメント
2014/04/24
猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2014/04/25
610@活字中毒さんのコメント
2014/04/26