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フォトリーディングで読んだ本を掲示しています。 でも最近はフォトリーディング出来ずに、普通に読んでいます。 読書量も落ちているので取り戻さないと・・・
レビュー by Akiさん
共産党一党支配の中国の裏側と、祖国に裏切られた中国人が日本に帰化するまでの軌跡を記した本。
靖国神社参拝問題など、時折中国は日本に攻撃の矛先を向けてくる。 特に先の尖閣諸島問題は明らかに理不尽な内容にも関わらず一方的に日本が悪者にされるという事態を引き起こした。 メディアにおいては中国の事情通によって、此の様な中国による対日感情の理由が説明されてはいたが、今ひとつピンと来ていなかった。 しかし、本書を読んで現在の中国の悪しき部分を実感することができた。
中国という国とその国民は、過去から現在にわたり、中国共産党の私利私欲によって操られているということ。
1960年前後、毛沢東という独裁者により、今の北朝鮮と見紛える位人民は洗脳されていた。 自らの地位を内部反乱者から守るべく仕掛けた「文化大革命」。 これにより1億人以上の国民が政治的迫害を受け、中国国民を混乱の渦にたたき落とした。
その後、鄧小平が政権を握り、平穏が訪れるかと思いきや、民主化を求める学生達を鎮圧するために起きた「天安門事件」。 この事件以降、中国共産党に不満を抱く人間が出来ないよう、外敵として作り上げられたのが日本である。
徹底した反日教育を施し、中国国民の敵意を日本に向けるようにしたのも、共産党支配を守りたいが為である。
中国での一連の歴史を見てみると、あの尖閣諸島問題の中国の反応も十分理解できる。
社会主義の形をとりながら部分的に民主化した中国だが、その中身は北朝鮮と大きく変わらないということが分かり、幻滅してしまった。 (私にも中国人の友人がおり人柄は非常に良い。 中国人が悪いわけではなく、諸悪の根源は中国共産党なのだが)
著者が自分の祖国を好き好んでくれることについて、嬉しく思う反面こんな日本でも良いのだろうか?という申し訳なさが込み上げてくる。 その理由が単に著者の祖国である中国に幻滅したからだと思っていたが、それだけではない。
認識がなかったが、論語等の古きよき中国の文化は、今は共産党によって抹殺されているらしい。 その古代中国の資産である論語、儒教の心などは、形を変えて日本に浸透している事に、著者は心を打たれたとのこと。
中国から伝えられた古き良き文化が日本にはまだ残っているという点については、認識を改めるとともに日本人が日本文化として大切に受け継いでゆく必要性を強く感じた。
レビュー登録日 : 2011年01月24日
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