※下巻も含めての感想です。
事件や謎解きの部分は、清ニの時点で大体は分かると思います。
そこから、民雄、和也と題名の通りに、
警官の血が継がれていく物語に大変感動しました。
壮大な物語というわけでなく、もしかしたらあの時代にあったのかな?
と、思える生々しさを感じました。
犯人の言い分からも、あらゆる側面から見なければいけない、
主人公たちが絶対の正義ではないのは伝わります。
真っ白な人間などいないと思います。
しかし、壁にぶつかり煩悶しながらも、
警官であろうという意思を持った主人公たちには、
清々しい気持ちになりました。
無駄な部分がなく、話がどんどん進むので、一気に読むことができました。
警察の人かっこいい!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
警察小説
- 感想投稿日 : 2012年12月24日
- 読了日 : 2012年12月23日
- 本棚登録日 : 2012年12月23日
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