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レビュー by harunoyさん
『通常の社会においては、逸脱や犯罪などといった「非通常性」こそが脅威と感じられるが、郊外幻想が自明でなくなった郊外においては、逆に、逸脱や犯罪の反対側にある平穏無事な「通常性」こそが、多くの人々、とりわけ若者や子供にとって脅威と感じられる。(中略)有効な処方箋は、論理的に考えて、(1)「通常性」の脅威を減らす方向(たとえば一枚岩の通常性を分断・多様化するなど)と、(2)安全な「非通常性」を確保する方向(ただしそこが安全だと宣言されると通常性に回収されてしまうという困難がある)しかない。しかしこのいずれの方向も、球速に自明性が失われつつある旧世代特有の「幻想」に固執する人々にとっては実存上の脅威となる。なぜならその幻想は多くの場合、一枚岩の「通常性」と一体化しており。「非通常性」を生理的に忌み嫌うものだからである。 登録日 : 2008年06月25日 22:47:56


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