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harunoyさんの本棚 > 医療の限界


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レビュー by harunoyさん

 5

『患者はこう考えます。現代医学は万能で、あらゆる病気はたちどころに発見され、適切な治療を受ければ、まず死ぬことはない。医療にリスクを伴ってはならず、100パーセント安全が保障されなければならない。善い医師による正しい治療では有害なことは起こり得ず、もし起こったなら、その医師は非難されるべき悪い医師である。医師や看護師はたとえ苛酷な労働条件のもとでも、過ちがあってはならない。医療過誤は、人員配置やシステムの問題ではなく、あくまで善悪の問題である。』
ここまで書かれたらさすがに誰でも「これはおかしいな」と思うだろうが、実際に大病をすると動転して本性が現れてくる。
著者は「死生観」がなくなったと述べる。
感情のレベルで「いつかは死ぬ」ということを納得するためには、やっぱりどうしても若いうちに誰かの死を見る必要があるのだろうと思った。
今の社会では出産も死も生活から隠されている。 登録日 : 2008年07月18日 21:19:43


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