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金魚鉢と少女。(そのか)


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葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)

歌野 晶午

/ 文藝春秋 / 2007年05月 発売



なんとなく読み始めたけど結末は思った以上に面白かった。
叙述トリック?ミスリーディングの誘導が上手い。
ぼんやり読んでたから余計に、すっかり騙されてしまいました。
個人的に補遺がすき。すっきりした。
読み返してみると、あぁ…ってなる個所がいくつもあって面白い。

でも逆に言えばそのミスリーディングだけで引っ張ってる感じ。
このトリックのために、話の筋がちょっとないがしろにされてる気がした。


あとやたら抒情的なタイトルに惑わされて最初ちょっと入り込みづらかった。
タイトルって重要ですね。


2012年05月20日 | コメント(0) | *国内小説* | 読み終わった (2012年05月20日) |

この胸に深々と突き刺さる矢を抜け 上 (講談社文庫)

白石 一文

/ 講談社 / 2011年12月15日 発売



このひとやっぱりすごいひと。


かなり主張つよい。経済、市場、政治など。

そして神と、過去と未来。



僕たちは今の中にしか生きられない。歴史の中に僕たちはもうどこにもいないのだ。


2012年05月18日 | コメント(0) | *国内小説* | 読み終わった (2012年05月18日) |

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

伊藤 計劃

/ 早川書房 / 2010年02月10日 発売



ネタバレ  人は見たいものだけしか見ない


なんだ、宗教の最低の利用法じゃないか。p206

ぼくはルツィアに赦すと言ってもらいたい。
神は死んだ。神は死んだ。大いに結構。
ぼくはルツィアに赦してもらえれば、それでいい。p280



後半一気に面白くなった。
「虐殺器官」というキャッチーな表題、虐殺「器官」というユニークなSF設定は置いといて、
それぞれにとっての死者の国と、エピローグでシェパードがとった行動がよかった。
あと痛覚マスキング、カウンセリング絡みのはなし。
しかしいまいち咀嚼不足な気もする。知識不足か能力不足か知らないけど、ちょっと難しかったあうう。


2012年05月06日 | コメント(0) | *国内小説* | 読み終わった (2012年05月06日) |

タカイ×タカイ CRUCIFIXION (講談社文庫)

森 博嗣

/ 講談社 / 2012年03月15日 発売



森博嗣Xシリーズ第三作。

森博嗣はXシリーズしか読んだことないけど、
主人公が魅力的で読んでて楽しい。
今回はちょっとトリックとか動機が曖昧なまま終わっちゃったけど。

講談社文庫のXシリーズは装丁がかわいくてすき。


2012年05月05日 | コメント(0) | *国内小説* | 読み終わった (2012年05月05日) |

ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)

橋爪 大三郎 大澤 真幸

/ 講談社 / 2011年05月18日 発売



宗教色を脱した概念自体が、実はキリスト教という宗教の産物!



クリスチャン高校に通ってたけど結局宗教のこと何もわからなかった。
ユダヤとかカトリックとかの違いとか。
そもそも信仰心そのものがわからなかった。
遠藤周作も八木重吉もすきだったけど、彼らが信じているキリスト教そのものは何もわからなかった。
私のわからない何かをまっすぐに信じている彼らの姿勢に魅かれていた。理解したいと思ってた。

対談形式の構成で、初歩的なところから橋爪さんが解説してくれる。
そりゃあ西洋の文化は強いわ。
無宗教のなかで生きてきた日本人の私にはうまく表現できないけど、
強大な後ろ盾というか。
今読んでる伊藤計劃の「虐殺器官」にもキリストからみの面白いフレーズがいくつかあった。


とりあえずこれでしばらく大澤真幸とはお別れ!w


2012年05月03日 | コメント(0) | *新書・学術書* | 読み終わった (2012年05月03日) |

サド侯爵夫人 朱雀家の滅亡 (河出文庫)

三島 由紀夫

/ 河出書房新社 / 2005年12月03日 発売



ずっと読みたかった「朱雀家の滅亡」。

私やっぱり三島がいちばんすきなんだとおもうよ。


2012年05月03日 | コメント(0) | *国内小説* | 読み終わった (2012年05月03日) |

予告された殺人の記録 (新潮文庫)

G. ガルシア=マルケス Gabriel Garc´ia M´arquez 野谷 文昭

/ 新潮社 / 1997年11月 発売



構成が秀逸だった。

ガルシアマルケスは百年の孤独も読みたいなと思いつつ読めてないけど、
頭いい人の書く物語はやっぱりすごいなと思う。
純粋にすごいなあと思う。

正直初めはすっと入り込めなくてしばらく放置してた。
人の名前が難しいの苦手なんなー。たぶん。
洋画も字幕ないと最後まで人の名前覚えらんないし、苦手。
でもロシア文学はすき。なんだろ。

構成で魅せる作品は、入り込めなかったり途中で息切れしてしまったりすると全然おもしろくないよなあ


2012年05月03日 | コメント(0) | *海外小説* | 読み終わった (2012年05月03日) |

WILL (集英社文庫)

本多 孝好

/ 集英社 / 2012年03月16日 発売



ネタバレ  「MOMENT」はそんなにしっくりこなかったからどうかなと思ったけど
すごく良かった。
皆ほんとうに優しいのに、泣けちゃうくらい不器用だからすれ違っていく。
謎解き風のストーリーもミステリ作家らしくて良い。

人間ってほんとうに不器用だよねえ
自分の言いたいこと、やりたいことだけを皆が通して生きればそのほうが逆にすっきりしていいんじゃないかとすら思う。
大切な人を傷つけないように自分が抱え込んで、苦しんで
それがまた誤解を生んで他の誰かを傷つけたり、時には傷つけまいとした
本人すら傷つけてしまうこともある。
本末転倒っ

そんな不器用な人たちを放っておけない森野がかわいい。

初めはよくわからなかった森野のことを、だんだんすきになっていく。
周りのたくさんの人に愛されているのに全く気付いてない森野もかわいい。
いとしい。
ラストのお葬式やり直すあたりからちょっと話が走ってる気もしたけど、気のせいかしらね
ラストの一文は良いですね。
前半のお父さんの会話と、直前の神田の「未来を迎えにきた」が効いてる。

あと少年がかわいすぎるううう
ん。満足。


2012年04月18日 | コメント(0) | *国内小説* | 読み終わった (2012年04月18日) |

MOMENT (集英社文庫)

本多 孝好

/ 集英社 / 2005年09月16日 発売



泣く、とはちょっと違うのではないか。帯。
あっさりすとんと読み終えて、後からほあーってなる感じ。
読みやすくていい感じのお話。

WISHがすきかなあ。

ただ読みやすすぎてリアリティに欠ける気もした。
死を取り扱ってるのにいまいち重みがないというか。
少し感情移入しにくかった。
続編「WILL」に期待。


2012年04月15日 | コメント(0) | *国内小説* | 読み終わった (2012年04月15日) |

片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫)

道尾 秀介

/ 新潮社 / 2009年06月27日 発売



話の深い所はともかく、ミスリードがおもしろい作品でした。
さくっと読めて、さくっと騙される感じ。


2012年04月11日 | コメント(0) | *国内小説* | 読み終わった (2012年04月13日) |

うさぎパン (幻冬舎文庫)

瀧羽 麻子

/ 幻冬舎 / 2011年02月09日 発売



ふわふわほわほわ
心が温かくなるようなお話が二本。

「はちみつ」がすきかなあ


2012年04月06日 | コメント(0) | *国内小説* | 読み終わった (2012年04月06日) |

麦ふみクーツェ (新潮文庫)

いしい しんじ

/ 新潮社 / 2005年07月 発売



ネタバレ  いしいしんじの長編。
ところどころに散りばめられたメッセージに、ドキっとしたり、
ホッとしたり。





いいこと?わるいこと?
みんなおなじさ、麦ふみだもの。 p114


大きい小さいは距離の問題。



「ぼくはそれがどんなことかしらない。
麦畑なんてみたことがないしね。
ただ、ふみつける麦は一本ずつちがうはずだろ?
それを、どれも同じだ、ってクーツェがいうんなら、
そのクーツェってやつはよほどのばかか、
あるいは悲しいくらいまじめなやつなんだろうね」p179



「ひとりで生きていくためにさ、へんてこは、それぞれじぶんのわざをみがかなきゃならない」p391


2012年04月05日 | コメント(0) | *国内小説* | 読み終わった (2012年04月05日) |

夜の樹 (新潮文庫)

トルーマン カポーティ Truman Capote 川本 三郎

/ 新潮社 / 1994年03月 発売



「誕生日の子どもたち」



「ミリアム」も暗い雰囲気がいいかんじですき。


2012年03月29日 | コメント(0) | *海外小説* | 読み終わった (2012年03月29日) |

自由をつくる自在に生きる (集英社新書 520C)

森 博嗣

/ 集英社 / 2009年11月17日 発売




2012年03月18日 | コメント(0) | 読み終わった (2012年03月18日)

飛ぶ教室 (光文社古典新訳文庫)

ケストナー 丘沢 静也

/ 光文社 / 2006年09月07日 発売



なんでそんなにうれしいんだい?

だってクリスマスだから


2012年03月10日 | コメント(0) | *海外小説* | 読み終わった (2012年03月10日) |


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