isagoさんの本棚»
自分の読んだ本を収納しています。時々ゲームソフトもあり。シリーズ物は、シリーズの中で考えたら~と言う補正がかかっている時も。こっちの巻よりあっちの巻の方が面白かったからこっちは★3つ、とか。
レビュー by isagoさん
児童文学となっているけれど、大人でも十分に楽しめる作品。
寧ろ児童向けと言う幼さは感じられず、真摯な作品だと思う。
登場人物の多さ、それぞれの立場、物語の行く末、
色々なものが詰まっているが1冊できっちり結末を迎えている。
内容がとても濃くて、とても満足感を得られる本だった。
物語の後、あれはこうなっただろうか、こちらはこうなっただろうか、と
幸せな想像の余地があるのも良い。
読みやすく、解りやすくいので人にお勧めもしやすい。
優しい、少し切ない、とても良い本だと思った。
久那についてもっと掘り下げられたろうとか、
木縄坊が凄く味のある人ではないだろうかとか、
物語の広がりを感じさせる。
作者が書ききれていないと言うよりは、
1冊の中に凄く贅沢に内容を凝縮させて詰め込んだと言う感じ。
入りきらずに漏れ出てしまったものが多そう。
それでいて筋道はスッキリしているので、ただただ贅沢を感じる。
レビュー登録日 : 2011年12月16日
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