安倍晋三 沈黙の仮面: その血脈と生い立ちの秘密

著者 :
  • 小学館 (2015年11月12日発売)
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感想 : 10
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おじいちゃん(岸信介)への思い入れが強い安倍。政治手法は両岸とも言われた老練な祖父とは異なり、頑なさと危うさが同居する。祖父や父の学歴や政治的足跡へのコンプレックスを感じながら育った安倍。子供の頃は気が強くわがまま(養育係)。自己中心的(学友)。政治家に必要な情がない(父晋太郎)。自信を持てないまま「タカ派の鎧」で自分の弱さを隠し、表面的な政治的実績を楯にしようと空回りしているように見える。懐の深さがない。知と徳を感じない(自民党OB)。安保法案審議中のヤジ問題しかり。自制がきかず、同じ事を繰り返す。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション(教養書等)
感想投稿日 : 2016年12月12日
読了日 : 2016年12月12日
本棚登録日 : 2016年12月12日

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