とりあえず、「笑の本願」のみ読み終わった。
「笑い」とは、なにか。
これこれ、こーいうのが知りたかった。
世の中はバカバカしいもので、ほんと、笑っちまう様な事だらけだけど、その「笑い」とは何なのか。そこをちゃんと考えさせてくれる。考えなくちゃあ、仕方がない。
柳田の文体として、「はいこれ、はい、知ってるっしょ?」っていう感じが否めなく、ときに置いてきぼりになりそうになるが、そこを乗り越えるとよく分かる。
実によく分かる話。
「笑の本願」は
自序
笑の文学の起源
笑の本願
戯作者の伝統
吉右会記事
笑の教育
女の咲顔
からなる。
特に「女の咲顔」は、泣ける。
男だろうと泣ける。
「願っていなかったとは言うことができない。」
「言うことができない」て。
読書状況:いま読んでる
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カテゴリ:
柳田国男
- 感想投稿日 : 2012年7月28日
- 本棚登録日 : 2012年7月28日
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