ふるえ本より
桐野夏生著 ¥750・新潮文庫
『放浪記』の著者・林芙美子の創作欲と迸る情愛を、戦時下の 闇と共に描いた作品。戦地に赴いたのは作家としてだけでなく 全てを懸けた情事のためでもあった。自分が生きているという 実感を得るために行動する芙美子に、女の逞しさと悲哀を感じ ずにいられない。
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教養
- 感想投稿日 : 2014年7月21日
- 本棚登録日 : 2014年7月21日
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