12話の短編。身近な日常目線で切り取り物語にしてしまう技術は圧倒的なうまさだと思う。本作品では、そのうまさが、短編という制約のなかで、喪失から再生への過程をさらっと薄くしてしまっている気がした。仕事始め等、自分と同じ悩みに共感できる部分は多かったので、やや残念。石田さんの短編は表題作『再生』のようなファンタジー性のある作品に魅了される
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- 感想投稿日 : 2013年1月5日
- 読了日 : 2013年1月5日
- 本棚登録日 : 2013年1月5日
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