久しぶりの辻村作品。ちょっとした意地悪心とかやきもちだったりとか、わがままだったり。「あー、(なんとなく)わかる」という絶妙なラインで描かれた感情の数々はさすがだと思います。
人生は山あり谷あり、波乱万丈、飽きのこないドラマのように色々なことが起こるけど、それでも必ず幸せな方向に回っていく。4組の結婚式を舞台にした11月の大安の日はそう思わせてくれるのに十分でした。
こんなに気持ちの良いハッピーエンドの小説を読んだのは久しぶりかもしれません。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説・文学
- 感想投稿日 : 2014年4月27日
- 読了日 : 2014年4月27日
- 本棚登録日 : 2014年4月27日
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