殺人の罪を犯した男が、服役中に備前焼に出会うことによって、自らコントロール出来ない憤怒を作陶に込める。
男が内縁の妻に暴力をふるうシーンは、吉村昭氏の「仮釈放」を思い出した。償いが終わっても、業から逃げることはできないのか?
下巻で男の人生はどうなるのか、また大女優になった妹の今後はどうなるのか。とても楽しみである。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年3月21日
- 読了日 : 2012年3月19日
- 本棚登録日 : 2012年3月19日
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