火のみち(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2008年9月12日発売)
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本棚登録 : 315
感想 : 27
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殺人の罪を犯した男が、服役中に備前焼に出会うことによって、自らコントロール出来ない憤怒を作陶に込める。
男が内縁の妻に暴力をふるうシーンは、吉村昭氏の「仮釈放」を思い出した。償いが終わっても、業から逃げることはできないのか?
下巻で男の人生はどうなるのか、また大女優になった妹の今後はどうなるのか。とても楽しみである。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年3月21日
読了日 : 2012年3月19日
本棚登録日 : 2012年3月19日

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