家族の気持ちがバラバラな若菜家。その中心で精神的支えだった母の玲子の脳に腫瘍が見つかり大ピンチ。家族の存在意義を問う長編小説。
助け合うのが家族というのはきれいごとで、実際は誰かの負担に偏りがあるのが現実だ。不安だらけの若菜家だが、最も頼りにならなさそうな次男の行動力から歯車が回りだす。「七人の侍」や「荒野の七人」風のコミューン再生物語。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2017年9月17日
- 読了日 : 2017年9月11日
- 本棚登録日 : 2017年9月11日
みんなの感想をみる