読書録「アントニオ猪木自伝」3
著者 猪木寛至
出版 新潮社
P235より引用
“アクが強くて不味いのだが、それだけミネラルがあるというこ
とだ。翌日は便が鮮やかな緑色になる。”
目次から抜粋引用
“生い立ち 鶴見の少年時代
ブラジルに移住へ 祖父の死
東京プロレスへの参加とジャイアント馬場
異種格闘技戦 因縁のモハメド・アリ
引退 新たな世界へ”
元プロレスラーで国会議員である著者による、半生を綴った一
冊。
生まれてすぐのころから引退まで、情感たっぷりに書かれてい
ます。
上記の引用は、著者が糖尿病になった時に、驚異的な回復を見
せた事に対して書かれた一文。ブラジル時代に食べた野生化した
大根葉の味について。灰汁も味のうち出汁のうちということで
しょうか、口に美味しい物ばかり食べていては、体は丈夫になら
ないのかもしれません。
著者の波乱に満ちた半生を、悲喜こもごもの小説のように楽し
めますので、ファンでなくても面白いのではないかと思います。
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読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
あ行
- 感想投稿日 : 2013年12月17日
- 読了日 : 2013年12月17日
- 本棚登録日 : 2013年12月17日
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