間抜けの構造 (新潮新書)

  • 新潮社 (2012年10月17日発売)
3.41
  • (87)
  • (263)
  • (331)
  • (82)
  • (16)
本棚登録 : 2272
感想 : 330
3

読書録「間抜けの構造」3

著者 ビートたけし
出版 新潮社

p56より引用
“でもそれは当然ながら相方が同じ場合に限
る。同じ相方とやってものになるまで十年は
最低かかる。”


目次から抜粋引用
“間抜けなやつら
 "間"を制すもの、笑いを制す
 司会者の"間"を盗め
 いかに相手の"間"を外すか
 映画は"間"の芸術である”

 日本のお笑いの第一人者であり映画監督で
もある著者による、世の中のあらゆる所で重
要な間について記した一冊。
 漫才の間についてから人生の間についてま
で、波乱に満ち満ちた著者の経験を元に書か
れています。

 上記の引用は、漫才で笑いを取るコツにつ
いて書かれた部分での一節。
何かが上手くいかない時に、手段を変えるの
もひとつの方法なのでしょうが、いきなり大
きく土台の部分を変えてしまうというのは、
大変なことなのかもしれませんね。
 ネットが普及して、今までつながることの
無かった人とでも簡単につながってしまう時
代だからこそ、相手との間をうまくとれるよ
うにしたいものだと思いました。

ーーーーー

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: は行
感想投稿日 : 2015年6月1日
読了日 : 2015年6月1日
本棚登録日 : 2015年6月1日

みんなの感想をみる

ツイートする