「女たちにはわかってもらえない、男の衝動買い心理をも絶妙に描写した顛末記。」
とのタイトル通りの内容。
最近はものを買わない若者が多いというが、誰でも「いいな」と思ったらあまり頓着せずに買うor買いたくなってしまうカテゴリのものはあると思う。
その決断をしてしまう際の自身の心理的葛藤と、周囲(家族)との軋轢、そして大抵の場合やっぱり買うんじゃなかったという顛末と、それにも拘わらず決して懲りない心理。
これを1つのアイテムにつき5~6ページで軽快に書いてゆき、なかなか面白い。
ザ・暇つぶし読書の最たるものな気はするが、自分の衝動買いの顛末を他人に語る際に、思わず本書の影響が出てしまいそうである。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
評論・エッセイ
- 感想投稿日 : 2014年5月18日
- 読了日 : 2014年5月18日
- 本棚登録日 : 2014年5月18日
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