パウル・クレー。アートファンだけでなく、アーティストが好きな画家の一人に上げる事の多い、ドイツ人の画家。大戦でナチスの迫害を受けながらも、家庭的で暖かい作品を残している。ものぐらい色調ではある中で、ワタシは多彩に使われた配色に、戦火のひとときで思い出される家庭団らんが楽しい物だったことに安堵する。彼は食いしん坊で、日記や家族や知人に宛てた手紙の中にも『食』について饒舌に語っている。その資料から、クレーの食卓風景を再現した著書。スイス生まれでドイツ人の彼ですが、画家として、軍人としてヨーロッパ各地で巡り会った料理が再現・レシピ紹介されてます。こんな視点からアートを見てみるのも、是非アートを生活に取り入れたいと思ってる人には、面白い入り口になるやも。
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カテゴリ:
アート
- 感想投稿日 : 2009年8月27日
- 本棚登録日 : 2009年8月27日
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