作法偏重の茶道観を憂い、茶道の正しい理解と普及を意図して著され、実に分かりやすい。が、茶会を真に楽しむには、あの狭い異空間で他者と共にときを過ごし、同席者と同調できるだけの人格なり審美眼なりを備えねばならぬと改めて知った。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2014年3月26日
- 読了日 : 2010年12月28日
- 本棚登録日 : 2014年3月26日
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