レビュー by junji_furuyaさん
大企業の課長クラスのホープ・伊達が、経営の傾いた企業に社長として派遣され、建て直す過程を描いた小説。
小説ではあるが、太字で強調されたキーワードを元に、経営に必要な考え方を随所で分かりやすく教えてくれる。
また、各章の最後に「経営ノート」という、その章の出来事の意味を解説しているパートがあり、小説と新書を合わせたような感じで、お得感があった。
(小説パートは勿論、この解説パートも文章が平易で分かりやすいと感じた。)
500ページの大ボリュームだが、伊達と社員達が次々に表れる問題を解決し、最終的に10億円規模の企業に成長して行く様子は常にダイナミックで面白く、続きが気になり、一気に読めた。
読んでいて、正直自分は経営者には向いていないかもな〜と思ったが、基本的な経営の考え方や、やってはいけないことなど、一社員であっても理解していることはやはり重要だと感じた。
(製造原価を正確に把握したり、自社の強み・弱みを理解したり、競合との競争を考えることは、社員一人一人が理解していることが重要だし、自分を商品と考えた場合にもそのまま当てはまると思うからだ。)
レビュー登録日 : 2012年01月23日
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