主人公の小平次が極端に喋らない。動かない。しかし、それでも人は小平次を嫌い、厭い、恐怖し、羨望の眼差しで見る。小平次はいないものであろうとするが、周りはいないものとして見られない。そうして、業を煮やした連中が小平次に行動をしかける。
同じ名前が出たので、百物語に出ていた人物も出ているってことでいいのかな?似たキャラ設定だったしね。
小平次が嫌がりそうなことをしてなんとか気を引かせようとするお塚がなんか可哀想にも見えたけれど、多分彼らはこれでいいんだろうなぁ(笑
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
京極 夏彦
- 感想投稿日 : 2012年9月18日
- 読了日 : 2012年9月18日
- 本棚登録日 : 2010年10月26日
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