将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!

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  • すばる舎 (2014年12月16日発売)
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新聞広告で気になって図書館で借りた。
以下メモ。
●絵本は音を聞かせるためのもの。最も大事なのは全ての音が子供に聞こえるように読むこと。「一音一音ハッキリ読み」。
●この時間はこれをやる、というルールがベースにあると良い習慣がつきやすくなる。一番良いのは寝る前に読むこと。
●「僕やだ」「僕やらない」しか言えない子と、「なんで僕だけがしなくてはいけないの?」と言える子では自己表現力が違ってくる。語彙が豊富になり言葉に圧倒的に強くなれる。助詞、助動詞の働きをしっかり捉えて文意を正確に把握できる力。
●現代はタヌキを見ることなどない。しかし「タヌキが人を化かす」ことが人々の共通認識として存在する。そのもとは「カチカチ山」をはじめとする童話や民話から。「白馬の王子様」も白雪姫があるから。 文化的な共有事項をどれだけ知っているか。本から知りえているか。難関校受験の国語ではそんなところも突いてくる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 読書・勉強
感想投稿日 : 2016年10月21日
読了日 : 2016年10月21日
本棚登録日 : 2016年10月21日

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