サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福

  • 河出書房新社 (2016年9月8日発売)
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HOMO DEUSを一冊読めば足りる。
・激しい議論は今なお尽きないが、最も有力な答えは、その議論を可能にしているものにほかならない。すなわち、ホモ・サピエンスが世界を征服できたのは、何よりも、その比類なき言語のおかげではなかろうか。
・七万年前から三万年前にかけて見られた、新しい思考と意思疎通の方法の登場のことを、「認知革命」という。
・まったく存在しないものについての情報を伝達する能力だ。見たことも、触れたことも、匂いを嗅いだこともない、ありとあらゆる種類の存在について話す能力があるのは、私たちの知るかぎりではサピエンスだけだ。
伝説や神話、神々、宗教は、認知革命に伴って初めて現れた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 宗教・哲学
感想投稿日 : 2017年11月7日
読了日 : 2017年11月7日
本棚登録日 : 2017年10月22日

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