ケンカして橋の上で拗ねてたはずなのに――目覚めたらそこは自分がいないはずの現実だった。誰も自分のことを知らず、戸籍も学籍もない。行き場のない泉は、現実の世界で恋人だった映一に拾われる。外見が同じなだけでこの男は自分の恋人じゃない、分かってるのに。元に戻る方法が見つかるまで――期限を切られ共に暮らすうち、それでも心は目前の映一へと向かい始め……。センチメンタル・ラウンドトリップ。
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松前侑里
- 感想投稿日 : 2006年7月13日
- 本棚登録日 : 2006年7月13日
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