お気に入りを集めていくつもりです。 自分なりの感想を添えているので読んでもらえると嬉しいです。
なえなさん
上橋 菜穂子
新潮社 (2006年11月)
和書 @その他小説
和製ファンタジーです。 文章が醸し出す雰囲気は優しく、哀しく、温かい。 木々が生茂る森の静寂の中、あたたかな木漏れ日を浴びながら 草木や風の薫りを感じるような、安らかだけどどこか寂しい気持ち にもなる本です。 童話を読むように読んで欲しい...
麒麟・田村裕
ワニブックス (2007年08月31日)
和書 @その他
お笑い芸人 麒麟の田村さんの自叙伝です。 純粋に笑えました。 純粋に感動しました。 彼の人柄に惚れました。 彼を支えた兄姉、周囲の人々の優しさに心が温かく なりました。 彼を育てた両親に敬意を表します。 多くの方に読んで欲しい本です。
藤沢 周平
新潮社 (2003年10月)
和書 @時代物
用心棒シリーズ第2作目。 第1作での脱藩の咎を許され帰郷した又八郎。 脱藩前と変わらぬ平穏な日々を送れると思ったのもつかの間、 強制的に藩の執政争いの渦へ引き込まれてしまいます。 藩の外へ持ち出されてしまった執政争いの鍵となる書類を取り戻す...
新潮社 (1987年02月)
用心棒シリーズ第三作目。 すでに最終四作目まで読み終えてますがこの作品が 一番おもしろかったです。 藩創設時から存在する陰の集団「嗅足組」の女頭領を 守るという密命を帯び、またもや脱藩して江戸へ出向く 又八郎。 密命を受ける度に脱藩さ...
新潮社 (1981年03月)
用心棒シリーズの第1作目。 止む終えない理由があったとは言え、人を切ってしまった 青江又八郎は、脱藩しやってきた江戸で用心棒家業により 日々の糧を得ることになります。 折りしも江戸は浅野内匠頭による吉良上野介への抜刀事件直後。 赤穂浪人に...
東野 圭吾
講談社 (1997年05月14日)
和書 @ミステリー
別れた彼女が失くしてしまった幼い頃の記憶を取り戻すため 「私」はその彼女と、山中にひっそりとたたずむ家を訪れます。 当然営まれていたであろう、生の気配は全くせず、 過去の一時だけを留めて眠ってしまった家。 なぜ時が止まってしまったのか。 ...
山田 正紀
幻冬舎 (2005年03月)
とあるクラブのパーティーに集った男女7人をおそった 突然の惨劇。 生き残った人物が紡ぐ回想と現実の交錯によって真相が 解き明かされていきます。 『人は仮面を選ぶのではない。仮面を選ぶことで、 仮面に選ばれる。』 この一節がやけに頭に残っ...
文藝春秋 (2004年06月)
卓越した剣技を持つ人間とは堅忍不抜かつ清廉潔白 であるようなイメージを抱いてしまうのですが、 頭脳明晰=聖人ではないように剣技は優れていても 所詮は人間。 悩み迷いもすれば、道も踏み外す。 玉石混交といったところでしょうか。 この本は、秘...
文藝春秋 (1995年11月)
そーゆーことだったのね!! 本文を読み真相を知って満足しきっていた私。 ですが解説文を読み、目から鱗でした。 筆頭家老暗殺につかわれた秘太刀・馬の骨の遣い手は 一体誰なのか。 真相を探るため奔走する半十郎と銀次郎。 裏に隠された熾烈な執政...
白石 一文
角川書店 (2003年08月)
日々の生活の狭間でふと思うことがあります。 自分は一体何のために生きているのだろう、と。 思い描いていた未来と異なった現実を生きる今、過去の 歩みは正しかったのか。 これから私はどこへ行こうとしているのか。 そもそも私の存在は意味あるものな...
文藝春秋 (1991年07月)
なぜ、こんなにも切なくなるのでしょう。 なぜ、こんなにも愛しさがこみあげてくるのでしょう。 読み終えた後には、少しもの悲しいけれど、優しくあたたかな 余韻がいつまでも胸に残っています。 この本は、自然豊かで情景美しい海坂藩で繰り広げられる ...
文藝春秋 (1992年03月)
俊才剣士・片桐敬助に惚れました(*´д`*) この本は表題他、3篇を収めた作品集です。 いずれの話にも登場するのは、類稀な剣技を誇る剣士です。 対峙した相手と死闘を演じる剣士たちの様子は、まるで 眼前で闘いが繰り広げられているかのような錯覚を覚える...
文藝春秋 (2003年12月)
読み終えた後に、人情の温かみがほっこりと心に残る本です。 浪人 神名平四郎はよろずもめごとの仲裁を生業とし、 武士や町人など様々な人々の悩みを解決していきます。 平四郎や依頼人など、全ての登場人物がかもし出す人間臭さに 野暮ったさを感じる...
ジョン・グリシャム 天馬 竜行
アカデミー出版 (2002年03月)
洋書 @ミステリー
舞台は、刑務所とCIA本部といった全く異なる場所で別々に 始まります。 大統領を操り、世界の支配権を手中にすることをもくろむ男と 詐欺による一儲けをもくろむ3人の囚人。 ねじれの位置にいる彼らが、やがて一人の男を軸に交わり それは国家権力 ...
文藝春秋 (2000年09月)
実際の人生は、小説のように結末なんてありません。 日々の生活の中で、考え、悩み、試行錯誤することを延々、 死を迎えるまで繰り返します。 例えば、今、この瞬間に思い悩んでいることは、実は 明日になればすっきりと解決してしまうことだったとします...
藤森 照信
朝日新聞社 (2000年03月)
作者の幼少期を綴った自叙伝です。 藤森さんが「テルボ」と呼ばれた少年時、 野山を元気に駆け回る様子がテンポ良く描かれています。 まるで昔話を読んでいるようで、温かく 優しい郷愁を誘う本です。
さだ まさし
幻冬舎 (2007年04月)
年齢を重ねることで、また、自らが経験することで初めて理解できる、 人の想いというものがあります。 咲子にとって未だ一度も会ったことのない父を愛し、その父への愛を 心の軸として、強く優しく生きた母。 末期癌で余命数ヶ月を宣告された母を看取るた...
文藝春秋 (1987年10月)
ある日、ふっと老いを実感した小野屋新兵衛が真に心休まる場所を求めてさまよう様子が描かれています。 しあわせとはそもそも何なのか。 この本を読んで、そんなことを考えました。 しあわせとは、これから失おうとする過去に、先へ歩もうとする未来に、人...
検索
本棚の表示内容を複数の条件で絞り込みや並び替えができます。