悪夢の身代金 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎 (2012年10月10日発売)
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本棚登録 : 492
感想 : 52
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相変わらず怒涛のように変化し続ける展開は面白いの一言につきるんですが、直前に読んでいたクローゼットが非情に面白かったので、今回のように視点の変わる展開に多少ついていけなかったところがある。ただ、どのキャラクターも魅力的で、回転のはやい女子高生はもちろん頭のおかしい椎名、そしてなにより朝子の相方の月子の話だったという点がこの本の一番の魅力のように思う。観覧車のあとに読むと感情移入しやすいのではないでしょうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 木下半太
感想投稿日 : 2016年1月25日
読了日 : 2016年1月25日
本棚登録日 : 2016年1月25日

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