陽気なギャングの日常と襲撃 (ノン・ノベル 813)

著者 :
  • 祥伝社 (2006年5月1日発売)
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本棚登録 : 6817
感想 : 923
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伊坂幸太郎ってホントにすごいなぁ、と思う。

雑誌に掲載された短編小説を、長編小説の一部として組み込むため、内容を大幅に変更して、いわば、プロローグ的な物語に変え、その後の描き下ろしの部分の物語にしっかりと、伏線を張って、しかもそれが全然不自然に感じられない。

四つの物語も、一見何の繋がりもなさそうに見えて、徐々に繋がっていく。

そして、最後に素晴らしいオチ。

ということで、この物語も十分堪能したのでした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: サスペンス
感想投稿日 : 2017年1月10日
読了日 : 2017年1月10日
本棚登録日 : 2017年1月5日

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