伊坂幸太郎ってホントにすごいなぁ、と思う。
雑誌に掲載された短編小説を、長編小説の一部として組み込むため、内容を大幅に変更して、いわば、プロローグ的な物語に変え、その後の描き下ろしの部分の物語にしっかりと、伏線を張って、しかもそれが全然不自然に感じられない。
四つの物語も、一見何の繋がりもなさそうに見えて、徐々に繋がっていく。
そして、最後に素晴らしいオチ。
ということで、この物語も十分堪能したのでした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
サスペンス
- 感想投稿日 : 2017年1月10日
- 読了日 : 2017年1月10日
- 本棚登録日 : 2017年1月5日
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