「仕事観」を書かせたら安定の池井戸小説。今度の舞台は家電メーカー。
題名どおり、一つの事件について関連する7名が行う会議から「仕事」への価値観、考え方を語った小説。
職務、数字、やりがい、意義、、、それぞれ会社/仕事に求めるものへの差異が組織の巨大な論理の中で翻弄されつつも登場人物の行動に変化を与えて行く。
彼らの価値観がどのような生い立ち、背景から形成されたものなのか、池井戸さんの描き方の丁寧さが印象に残った。
ちなみに読了感はスッキリせず。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2014年2月19日
- 読了日 : 2012年2月5日
- 本棚登録日 : 2012年2月20日
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