戦争の法 (新潮文庫 さ 29-2)

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  • 新潮社 (1996年6月1日発売)
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1975年、日本海側にあるN***県が独立を宣言、街にはソ連兵が駐留するようになった。中学生の「私」は崩壊した家を捨て、友人の千秋と共にゲリラの一員となるが…。<br>
著者の博識ぶりと充実したディテール、流麗な文章には溜息しか出ない。他作品に比べると読みやすいのでお勧めです。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 日本人作家
感想投稿日 : 2006年12月22日
本棚登録日 : 2006年12月22日

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