添乗員はわかる。特等添乗員とはなんぞや(笑)。まあちゃんとその意味は最後に説明されてるんだけど。なんというかよくあるコミカルな軽い劇画調ミステリもどき。「謎解きはディナーのあとで」とか「ビブリア古書店~」とか、ああいう流れね。端坐して読むほどのものではなく、あははと読み流せばいい。そう思えばこういうものにも存在価値はあるし、ぼくは嫌いではない。ただkindle版でセールに出てたから読んだようなものの、リアル本を相応の価格で買う気はさすがにしない。
主人公の探偵?役浅倉絢奈の武器であるラレラル・シンキングはちょっとおもしろい。ミステリを理詰めで解くのではなくひらめきで解決するのは反則っぽいけれど、そういうところに目くじら立てる人はそもそもこんな本を手に取らないだろう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
国内ミステリ
- 感想投稿日 : 2013年8月21日
- 読了日 : 2013年8月18日
- 本棚登録日 : 2013年8月21日
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