紫式部の生涯を現代小説として綴った作品。その下巻。
面白さは上巻と変わりませんが、下巻では、平安を語る上で外せない男・藤原道長の存在が前面に打ち出されてきます。
ゆえに「紫式部の一生」というよりは、「平安時代の男の生きかた」「これに対抗する女の生き様」という面が強くなってしまうのですが、それもまたよし。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本文学
- 感想投稿日 : 2010年12月19日
- 読了日 : 2010年12月19日
- 本棚登録日 : 2010年12月19日
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