図書館で借りた本。
ボツになった作品を公募し、それを作者がリメイクした短編集だということを、後で知りました。
最初の数ページから引き込まれ、最終的には読むことが止まらない、登場人物の潮音のように、夢中になって時間を忘れて読みふけっていた。
短編集なのだけど、最終的に「文善寺町」という場所と、ところどころ出てくる人物で共有しているところもとても面白かった。
あとがきを見て、さらに読み返して納得したり、全然別の人たちの作ったストーリーで、見事に一冊の本を仕上げているところは、作者の文章能力の高さを感じます。
この作者の本は、初めて読みましたが、大好きな作家さんになりました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2014年1月13日
- 読了日 : 2014年1月13日
- 本棚登録日 : 2014年1月13日
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