空飛ぶ広報室

著者 :
  • 幻冬舎 (2012年7月27日発売)
4.14
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本棚登録 : 11123
感想 : 1274
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本編とは別の追録『あの日の松島』がやはり一番響いたので、カテゴリーを「大震災」にしました。
テレビでもドラマやっているそうでそちらの方は見てはおりませんが、
自衛隊広報官とテレビ報道関係者との胸キュンモノのように仕上がっているらしいので、そちらの方でも五つ星でしょうね。
実際、有川さんの自衛隊モノは女子のハートをつかむのがうまい。
心に鎧を着けた女性でもキュートにきらきらした女の子にしてしまう。

テレビ局の元記者のディレクターの女子と元ブルーインパルス搭乗員(仮)
の自衛隊広報官のいままさに恋に落ちんとする瞬間をそれぞれの痛みを添えながら描いてくれています。はたして二人の未来は!!!

3.11を経て、有事に臨む自衛官の厳しさや生の心情に触れられ本として出会えて幸いでした。
ドラマではどこまで描ききってくれるのかまだ分かりませんが、ラブストーリープラス何か、きっとあるのでは!期待してます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 大震災
感想投稿日 : 2013年4月30日
読了日 : 2013年4月30日
本棚登録日 : 2013年4月30日

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