読書状況 いま読んでる

特集「北朝鮮の核」隣国の核の脅威が増す中で、日本は一体どうするべきなのか。日本の安全保障について識者が語られています。日本も持つのか、持たないのか。それともその間を取るべきなのか。
今回の論文「公論」は、安倍内閣の分析でした。なぜ一強状態になっているのか。それを安倍内閣の歴史からと、それ以前の日本の政治史から紐解かれています。
今月号では上記が勉強になりました。ほか小さなブームになっている勉強論もあり期待して読みましたが、千葉雅也さんとマキタスポーツさんの対談は面白かったといったところでした。

2017年10月21日

読書状況 読み終わった [2017年10月21日]
カテゴリ 中央公論

ソマリアという紛争地帯に隣接している民主主義国家ソマリランド。平和なのに、危険な地域にあるため国家として認知されていない。そこで教育を受けられない子供のために学校を作ろうと立ち上った著者。まっとうなことが通らない世界で学校を作り運営する奮闘ぶりを生々しく書かれています。努力なんてものじゃない。情熱、愛、ひたすらそういったもので立ち向かうことでした乗り越えられない世界があるということをリアルに感じられました。ほぼ自分以外には裏切られ、そして大きな結果を出した今もまだ道半ば。金銭的には完全にマイナスと。利他的な動機ではここまでやることはできない。ここまで傾けることのできる情熱を、著者はどうして得ることができたのか。生い立ちにも触れて著者なりに書かれていますが、それは本書を読んで各々感じることで分かるものがあるのではないでしょうか。

2017年10月21日

読書状況 読み終わった [2017年10月21日]
カテゴリ 社会・文化

世間で話題になりつつある仮想通貨。その一つであるビットコインを取り上げて、その仕組みと役割について書かれています。フィンテックからブロックチェーン、そしてそれを使ったビットコインまで、整理しながら理解できることは有り難かったです。いまさら聞けないとあるように、この世界の考え方についてはある程度知ることができる内容になっていると思います。初心者に優しい内容で助かりました。
ビットコインをはじめとした仮想通貨を使ってみたいと考えている人に対して、どのようにはじめたら良いかのガイダンス本という内容です。

2017年10月15日

読書状況 読み終わった [2017年10月15日]
カテゴリ ビジネス

戦国時代を扱ったドラマやゲームでは必須の陣形という概念。日本の戦争史を紐解いていくと、国内での戦いではあくまで概念としてあったのみで実際に使われた形跡がないということがわかります。様々な思惑を持った主人たちに率いられた部隊を、一つにまとめて運用するなど、どうやっても不可能。陣形や戦略は不可能。あったのは戦術。それは非常に有効で大きな影響を与えるものでした。中国からの輸入はたくさんありますが(条坊制しかり)そうそう当てはまらないものなのだなと面白く感じながら読ませていただきました。

2017年10月8日

読書状況 読み終わった [2017年10月8日]
カテゴリ 歴史
読書状況 積読

SMAPの解散が大きな社会問題化していた中で、そのはたしてきた役割を歴史を振り返ることで整理できる内容になっています。いま解散し新しい道を進み始めた彼らの、これから目指すものについて推察するためには参考になる内容と思います。有名な方々ですので、ところどころで聞いたことのある内容もあります。やはり自分たちの役割について道の見えないなか、必死に模索されてきた軌跡は素晴らしいと思います。自分達の存在が世間に与えているもの、歌を歌うことで世界を変えられる意味。それは活動の中で徐々に気づいていき、自分たちのものにしてきたのだものです。いわば宝物となったSMAPが目指してきて、これから目指していくもの。私たちに訴えかけるもの。その意思の強固さの理由を知ることができると思います。

2017年9月29日

読書状況 読み終わった [2017年9月29日]
カテゴリ 社会・文化

政治などのニュースに関して、何気無しにあふれている情報を、新たな視点も追加して、リアルタイムに近い状態で整理できるところが本書では重宝しています。安倍自民党、民進党、小池新党といったキーワードに関する情報を整理できました。北朝鮮の動きについても興味深く読ませていただきました。金融庁の森長官の3年目、確かに金融機関の行動指針が微妙に変わってきていることは感じています。その背景についての知識は参考になります。特集は「定年後の常識が変わった」同名の著書が話題になったと思い出しながら。これから定年を迎える人の話としてではなく、今までの常識の会社人生ではないこれからを生きる人間として参考に読ませていただきました。金のための人生で終わるのかと。
今号は小説も面白かったです。大名倒産。倒産に向けた埋蔵金作りなどにやっとしながら楽しませていただきました。川村元気さんの新連載「百花」認知症?に向かいつつある母と息子の交流。その心象風景がリアルに書かれていて、とても引き込まれて読んでいました。

2017年9月23日

読書状況 読み終わった [2017年9月23日]
カテゴリ 文藝春秋

だいぶ小説が多くなってきているような気がしながらも(小説は面白いので良いのですが)、今回は引き込まれてしまう内容の論もあり良かったと思います。都議選の結果を受けて、内閣改造も行い、さて次の手はどうするかと世間の眼差しが注がれていることを認識されていることが、様々な方々の話から見えてきます。今までの政治の世界とちょっと空気が変わったこと。それを期待と感じます。「世論調査にみる世代間断絶」50代を界に考えや味方に違いがあることが、データから見え、意外な結果もあり面白かったです。馬立誠の寄稿「人類愛で歴史の恨みを溶かす」は、一筋縄でいかない日中の感情的な問題に対してのアプローチの仕方について重要な視点が書かれていると感じました。こういう考え方をお互いに持って動けば、希望の光も見えてくるのではないかと、読みながら感動してしまいました。

2017年9月16日

読書状況 読み終わった [2017年9月16日]
カテゴリ 中央公論

本業は医者をしながら、現代美術のコレクターとして励まれている著者。その向き合い方は尋常ではないと感じます。そのコレクションの仕方を自伝的に、また今の著者の注目しているアーティストについて書かれています。現代美術についての入門書として非常に勉強になりました。
美術といえば、展覧会で見るような巨匠の作品というイメージしかありませんでした。歴史的に有名な名画を見ることとは全く違う、これから名画を生み出す現代のアートの意味を教えられました。西欧ではサブカルチャーは、集団で作成する「大人の」産業。日本ではそれが個人に委ねられたまま産業として発達せず(幼形)独自の進化を遂げることとなりました。そのネオテニーとしての日本独自の現代美術をコレクターとして育てることの意味が、とても情熱的に感じられました。
まあ、とてもお金のかかる世界であり、自分の普段知ることのできない世界の話ではあります。。こんな世界もあるのだなと。世界が自分中心に回っていると錯覚している自我には、良いスパイスになるのではないかと感じています。

2017年9月25日

読書状況 読み終わった [2017年9月25日]
カテゴリ 社会・文化

ちょっとしかきっかけから山口組の方の弁護を行い、そのまま専属のように関わることになり、最終的に弁護士40年人生の大半を山口組顧問弁護士として携わることになった著者。その顧問弁護士としての視点からみた、山口組などの暴力団と日本の警察との、一般的ではない特殊な世界を書かれています。抗争や事件については、その背景についての真実の一面を知ることができます。弁護士なので完全には関われない(関わっていたら今生きていないだろうとも感じます)のですが、親しくされていた関係者の方々からの話やその感情から、その世界の行動原理を知ることができます。
日本では、ヤクザが、外国の似たような集団に比べて、なぜ堂々と表に出てきているのか。それが昨今の暴対法でどのように変わってきているのか。そのあたりの背景は弁護士らしく詳しく書かれていて勉強になります。

2017年9月10日

読書状況 読み終わった [2017年9月10日]
カテゴリ 社会・文化

著者が身近に体験した話(都道328号線問題)を基に、なぜこのような私たちが思っている民主主義と違う状態が起こっているのだろうという、日本のもっと深いところにある問題点について解説されています。私たち自身が関わったことがあるかもしれませんし、なくてもニュースなどで聞いたことがあるかもしれない、行政と住民の食い違いの話。私たちの知らないところで何かが決められてしまっている。それは何故なのかについて、非常に面白く分かり易く書かれています。さらにその問題に対して、これからどう考えて、どう変えて行けば良いのかということについても具体的に書かれています。
ただ、本書を読んで、この問題については簡単にはいかないということが理解出来てしまったことに焦燥感のようなものを感じてしまいました。今の都道328号線がどうなっているか気になりますが、おそらく事態はそんなに変わっていないだろうという諦観も後味として残ります。これが希望を持てるようになるには、全ての人々の不断の努力で、この国の民主主義の仕組を変えて行かなければならない。その使命感を持つことが出来たことは読んで良かった点だと感じています。

2017年9月3日

読書状況 読み終わった [2017年9月3日]
カテゴリ 政治

著者の今までの生き方から、いかに生き抜くために野心が重要だったのかが分かる内容になっています。野心といっても悪い意味ではなく(悪い意味も隠さず書かれていますが)、それと付き合ってきた著者だからこその野心を、それを持つことの意義をおすすめされています。向上心ともいうのでしょうか。現代の若者から失われてしまったものがここにはあるように感じます。
野心を持たずに上には行くことができないということが主として書かれています。また野心を持つために必要なことも、それは妄想する力であり、それを持つために本を読むという方法が、著者としてはあったということ。読んで勉強になるところが多くあるのではないかと感じました。

2017年8月28日

読書状況 読み終わった [2017年8月28日]
カテゴリ エッセイ

これからの日本の行く末について、年表の形式にて丁寧に、何が起こるのかについて書かれています。少なくとも少子高齢化は進展するし、それは思っている以上に深刻なことなのだと警鐘を鳴らされています。前半でこの後数年から私たちの子供のあたりまで、日本から人がいなくなることで何が起こるのか、そのために何が問題になるのかをリアルに描かれています。危機感を持った状態で、ではどうするかの提案を後半で示されています。個人個人での心構えでどうにかできる話ではなく、日本全体として変えていかなければならないということがわかります。この未来に立ち向かう人々の波が起こること。そのきっかけになりうる本書だと感じました。

2017年8月27日

読書状況 読み終わった [2017年8月27日]
カテゴリ 社会・文化
読書状況 積読
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