読書状況 いま読んでる
読書状況 いま読んでる
読書状況 積読

特集「今そこにある戦争」池上彰さんとルトワックさんの対談が分かり易く感じました。日本がどのように行動し、その慎重さの中で物事を進めていくべきなのか。戦争に発展しないように本気度を伝えていくことを感じました。
大型企画「涙が止まらない感動実話」の中の、届けられない人(故人など)への郵便を預かる「漂流郵便局」の話が興味深く、こういった施設があるということを、それが必要とされていることを知りました。
松浦寿輝さんの「カズオ・イシグロ」のこと。ちょっとまとめて読もうと思っていたところでしたので、前知識として読み方を知ることができたことは良かったです。
今月の書評は良いなと思えるものがありました。「戦争と農業」「悪の歴史日本編」「琥珀の夢」、次に読む本が増えることは楽しく思います。

2017年11月30日

読書状況 読み終わった [2017年11月30日]
カテゴリ 文藝春秋

特集「土地が棄てられる」土地の登記にまつわる法整備の不備が、誰の土地かわからない状態を生み、それが様々な問題を起こしている現実。人口減少社会に突入していく中で、土地の区割りを見直す必要が出てきている中で、その問題は深刻であることがよくわかります。思い切った決断しかないのではないかと感じる、今の日本の問題の一つであると感じました。もう一つの特集「トランプ当選から1年」この間のトランプ大統領の行ったことなど、いくつかの視点から振り返ることができました。

2017年11月24日

読書状況 読み終わった [2017年11月24日]
カテゴリ 中央公論

特殊な事情から、特殊な環境下で育てられた少年少女たち。大人になった彼らの一人が、その時代を回想されています。こういったものを外部から(侵入者としてなど)体験するという話ならあると思うのですが、本人としてどういった感覚を得るのかということを、リアルに体験させてくれる小説は、想像することもできなくて、そのすごさに圧倒されました。ノーベル賞を受賞されたというニュースで、初めて読ませていただきましたが、ただただ自分の奥深くに起こりつつある変化に驚きつつ読ませていただきました。
私たちの子供時代にも通じるものがあると感じています。大人になるにつれて、良くも悪くも薄まっていった、他人を慮る感覚。他者を理解するための感覚。それを追体験という方法によって思い出すことは、今の時代に重要なことだと感じさせられました。

2017年11月7日

読書状況 読み終わった [2017年11月7日]
カテゴリ 小説

雨傘運動で焦点を浴びた香港。そのお祭りのような騒ぎに違和感を感じながらも、異国の感覚だからと気楽に感じていました。その違和感はやはり正しくもっと注意して考えなければならなかったことを、現在の彼らの行動原理をそのイギリス統治時代から遡って解き明かされた本書で知らされました。イギリスの統治から、中国に返還される際に、何が生まれ、何が失われたのか。そしてそれは昔の話ではなく、歴史が連続していること。現在の香港を知るには、その歴史を知らなければならないことを教えられました。
自由にも様々な捉え方があり、それによってその性質も変わります。自由であれば善とは限らないということ。ただ香港の人々にとって良いということは何なのかはまだ流動的で分からず。注意して今後のニュースを見ていきたいと思います。

2017年12月13日

読書状況 読み終わった [2017年12月13日]
カテゴリ 政治

子供の貧困とはどういったものなのか。貧困という言葉から私たちが想像するそれは絶対的貧困といわれるもので、それは今の日本では存在しません。私たちはそうでない貧困であれば問題と認識しない、あくまで自己責任の話と切って捨ててしまっています。本書では、そうではなく、子供の貧困というものは問題であり、それは自己責任ではなく、私たち大人が手を差し伸べて、社会全体で無くしていくべきものであると訴えられています。子供の貧困とは(相対的貧困とは)の定義と説明があり、その具体的なストーリーも紹介されています。しかし、それだけではなく、それがどのような損失を生んでいるのか。社会と私たちに対する影響を社会的損失として数値にすることにより、できるだけ身近に感じることができるように工夫をされています。そして私たちがそれに手を差し伸べるための方法についても。
不幸な境遇に生まれた子供が、そこから自力では抜け出せない現実があります。しかし適切な助けがあれば、抜け出すことが可能だということ。それは金銭的なものだけではない、様々な助けであり、私たちにそれが可能だということを知ることができます。

2017年11月18日

読書状況 読み終わった [2017年11月18日]
カテゴリ 社会・文化

衆議院選挙を目前に控えたという時期的なもので、各党や人物の論点などについて、いろいろな立場からのものを読むことが出来ました。選挙に際して、熱くなることなく冷静に考えるきっかけになりました。
もう一つの特集の中国の話では、習国家主席についても、またその周囲や、中国の経済(企業)といった要素について、まとめて整理できたことが良かったです。
ほか、小説含めて、気楽に読める内容が多く、楽しく読ませていただきました。

2017年10月27日

読書状況 読み終わった [2017年10月27日]
カテゴリ 文藝春秋

特集「北朝鮮の核」隣国の核の脅威が増す中で、日本は一体どうするべきなのか。日本の安全保障について識者が語られています。日本も持つのか、持たないのか。それともその間を取るべきなのか。
今回の論文「公論」は、安倍内閣の分析でした。なぜ一強状態になっているのか。それを安倍内閣の歴史からと、それ以前の日本の政治史から紐解かれています。
今月号では上記が勉強になりました。ほか小さなブームになっている勉強論もあり期待して読みましたが、千葉雅也さんとマキタスポーツさんの対談は面白かったといったところでした。

2017年10月21日

読書状況 読み終わった [2017年10月21日]
カテゴリ 中央公論

ソマリアという紛争地帯に隣接している民主主義国家ソマリランド。平和なのに、危険な地域にあるため国家として認知されていない。そこで教育を受けられない子供のために学校を作ろうと立ち上った著者。まっとうなことが通らない世界で学校を作り運営する奮闘ぶりを生々しく書かれています。努力なんてものじゃない。情熱、愛、ひたすらそういったもので立ち向かうことでした乗り越えられない世界があるということをリアルに感じられました。ほぼ自分以外には裏切られ、そして大きな結果を出した今もまだ道半ば。金銭的には完全にマイナスと。利他的な動機ではここまでやることはできない。ここまで傾けることのできる情熱を、著者はどうして得ることができたのか。生い立ちにも触れて著者なりに書かれていますが、それは本書を読んで各々感じることで分かるものがあるのではないでしょうか。

2017年10月21日

読書状況 読み終わった [2017年10月21日]
カテゴリ 社会・文化

世間で話題になりつつある仮想通貨。その一つであるビットコインを取り上げて、その仕組みと役割について書かれています。フィンテックからブロックチェーン、そしてそれを使ったビットコインまで、整理しながら理解できることは有り難かったです。いまさら聞けないとあるように、この世界の考え方についてはある程度知ることができる内容になっていると思います。初心者に優しい内容で助かりました。
ビットコインをはじめとした仮想通貨を使ってみたいと考えている人に対して、どのようにはじめたら良いかのガイダンス本という内容です。

2017年10月15日

読書状況 読み終わった [2017年10月15日]
カテゴリ ビジネス

戦国時代を扱ったドラマやゲームでは必須の陣形という概念。日本の戦争史を紐解いていくと、国内での戦いではあくまで概念としてあったのみで実際に使われた形跡がないということがわかります。様々な思惑を持った主人たちに率いられた部隊を、一つにまとめて運用するなど、どうやっても不可能。陣形や戦略は不可能。あったのは戦術。それは非常に有効で大きな影響を与えるものでした。中国からの輸入はたくさんありますが(条坊制しかり)そうそう当てはまらないものなのだなと面白く感じながら読ませていただきました。

2017年10月8日

読書状況 読み終わった [2017年10月8日]
カテゴリ 歴史

この人の書いた新書だからと、気楽な調子で読み始めましたが、期待を裏切る意地悪さで面白かったです。気の抜けた様子で書かれていて、「あれ?」とよく理解できなかったところを読み返すと結構考えさせられることが書いてあります。相当意地悪な本です。著者が書かれている通りに「内容がない」のか、わかっていないのか、一度読んだだけの今は分かりません。でももう一回読んでおかないといけないと思わされるような、何かが書かれています。たぶん。
日本人と西洋人とは、悪の捉え方が違っていて、それゆえに世間一般の悪の考え方が、日本では違うニュアンスになっていると思います。そういうことや、悪を公然と行う「暴力」を行えない人たちは、意地悪を行う。そのためには頭が良くないといけない。頭が良い人はマイノリティだから、暴力という手段を取ることができないので意地悪を行う。といったような思考の迷路にはまりこんでしまうような本です。

2017年12月2日

読書状況 読み終わった [2017年12月2日]
カテゴリ 社会・文化
読書状況 積読

9.11アメリカ同時多発テロの直前に刊行され、テロ事件によってベストセラーとなったイスラーム入門書です。本書を読んで今の世界を見渡すと、予言していたというよりも、こうなって当然の事態であり、私たちの無知が招いた結果だと思い知りながら読ませていただきました。イスラームの誕生から、それがどのような変遷をたどったかを、その思想に寄り添いながらたどることができます。そして後半、彼らが受けている無知ならぬ無視によって歪んでしまった関係から、今の世の中がどうしてこうなってしまったのかを少しは正しく理解することができるようになると思います。本書はそのために書かれたのであり、イスラームを正しく知るためには必読だと感じました。

2017年12月9日

読書状況 読み終わった [2017年12月9日]
カテゴリ 歴史

社会に大きな影響を与えた2つの作品。「ゴジラ」と「エヴァンゲリオン」。それぞれがどのような時代背景の中から生まれ、現在まで歩んできた道筋を書かれています。この2つの作品は、特撮とアニメという微妙にジャンルの違いがあるとはいえ、それを作る人間を通して大きな影響を与え合っているということが良く分かります。それぞれの作品のストーリーが分かり易く書かれているので、日本のエンターテイメントの一部(オタクという文化)を理解することができるのではないかと思います。エヴァンゲリオンは難しいイメージがあり忌避していた面がありましたので、それを少しでも理解することができたことは有難かったです。

2017年10月30日

読書状況 読み終わった [2017年10月30日]
カテゴリ 社会・文化

SMAPの解散が大きな社会問題化していた中で、そのはたしてきた役割を歴史を振り返ることで整理できる内容になっています。いま解散し新しい道を進み始めた彼らの、これから目指すものについて推察するためには参考になる内容と思います。有名な方々ですので、ところどころで聞いたことのある内容もあります。やはり自分たちの役割について道の見えないなか、必死に模索されてきた軌跡は素晴らしいと思います。自分達の存在が世間に与えているもの、歌を歌うことで世界を変えられる意味。それは活動の中で徐々に気づいていき、自分たちのものにしてきたのだものです。いわば宝物となったSMAPが目指してきて、これから目指していくもの。私たちに訴えかけるもの。その意思の強固さの理由を知ることができると思います。

2017年9月29日

読書状況 読み終わった [2017年9月29日]
カテゴリ 社会・文化

政治などのニュースに関して、何気無しにあふれている情報を、新たな視点も追加して、リアルタイムに近い状態で整理できるところが本書では重宝しています。安倍自民党、民進党、小池新党といったキーワードに関する情報を整理できました。北朝鮮の動きについても興味深く読ませていただきました。金融庁の森長官の3年目、確かに金融機関の行動指針が微妙に変わってきていることは感じています。その背景についての知識は参考になります。特集は「定年後の常識が変わった」同名の著書が話題になったと思い出しながら。これから定年を迎える人の話としてではなく、今までの常識の会社人生ではないこれからを生きる人間として参考に読ませていただきました。金のための人生で終わるのかと。
今号は小説も面白かったです。大名倒産。倒産に向けた埋蔵金作りなどにやっとしながら楽しませていただきました。川村元気さんの新連載「百花」認知症?に向かいつつある母と息子の交流。その心象風景がリアルに書かれていて、とても引き込まれて読んでいました。

2017年9月23日

読書状況 読み終わった [2017年9月23日]
カテゴリ 文藝春秋

だいぶ小説が多くなってきているような気がしながらも(小説は面白いので良いのですが)、今回は引き込まれてしまう内容の論もあり良かったと思います。都議選の結果を受けて、内閣改造も行い、さて次の手はどうするかと世間の眼差しが注がれていることを認識されていることが、様々な方々の話から見えてきます。今までの政治の世界とちょっと空気が変わったこと。それを期待と感じます。「世論調査にみる世代間断絶」50代を界に考えや味方に違いがあることが、データから見え、意外な結果もあり面白かったです。馬立誠の寄稿「人類愛で歴史の恨みを溶かす」は、一筋縄でいかない日中の感情的な問題に対してのアプローチの仕方について重要な視点が書かれていると感じました。こういう考え方をお互いに持って動けば、希望の光も見えてくるのではないかと、読みながら感動してしまいました。

2017年9月16日

読書状況 読み終わった [2017年9月16日]
カテゴリ 中央公論
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