ヒトラー演説 - 熱狂の真実 (中公新書 2272)

著者 :
  • 中央公論新社 (2014年6月24日発売)
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感想 : 55
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第二次大戦期のドイツ独裁者として有名なヒトラーの生涯を、その演説に焦点を当てて描かれています。ナチス党が勢力を伸ばしていったその背景に、彼の演説がいかに重要な役目を果たしたか。政権掌握のために、それをいかに努力して磨いていったのか。そして戦争突入のあたりから演説は効果を失いはじめ、敗色濃厚の中、力強ささえも失っていく。
一般的にヒトラーの演説は、その力強さと熱狂的なイメージが強いのですが、その時期は限定的だったということが分かります。読んでみると、そりゃそうだよなと、少し目が覚めたような感じがしました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 伝記・自伝
感想投稿日 : 2015年1月19日
読了日 : 2015年1月19日
本棚登録日 : 2014年8月14日

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