問題は英国ではない、EUなのだ 21世紀の新・国家論 (文春新書)

  • 文藝春秋 (2016年9月21日発売)
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感想 : 7
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エマニュエル・トッドさんの日本でのいくつかの講演を集めてられます。俯瞰して読ませていただくことで、著者の研究の姿勢とそこから見出された結論の揺るぎなさを知ることができます。著者がなぜソ連の崩壊そのほかを予言できたのか。家族のあり方が、政治のあり方にこれほど重要な意味を占めるということ、それが個々人や一族ではなく、その場にあるということ、今までの常識を心地よく修正していただきました。私としては、目から鱗の内容でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 政治
感想投稿日 : 2016年10月14日
読了日 : 2016年10月14日
本棚登録日 : 2016年10月6日

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