名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1 (ランダムハウス講談社文庫)

  • ランダムハウス講談社 (2006年10月2日発売)
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感想 : 81
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シリーズ1作目。
このヒロインの入れるコーヒーなら美味しそう!

離婚して10年、ニュージャージーで子育てしていたが、娘ジョイも巣立ってニューヨークの料理学校へ入った。
オーナーで元姑のマダムのたっての依頼で、元いた店のマネージャーとして戻ることにしたクレア・コージー。
「ビレッジブレンド」はニューヨークでは老舗で、美味しいコーヒーを飲ませる伝統ある店なのだが、最近のマネージャーがとんでもない男で、上手くいかなくなっていたのだ。

ところが、そうそうに店員アナベルが階段から転落しているのを発見。
頼りになると思って抜擢した有能な若い女性だったのだが。
階上には元夫が…?
元夫のマテオは世界各地を飛び回る有能なコーヒーのバイヤーで、セクシーだが、浮気者。
愛娘ジョイの成長に気づかず、恋人の出現に慌てるマテオがおかしい。
ちょっと素敵な刑事も登場。

アナベルはもともとダンサーの学校に通っていて、コーヒー店の仕事はバイトとして始めた。
有名なダンス公演の良い役も決まった所だったという。
あるいはライバルの争いか?
ウォルドルフ・ホテルに住む、高齢ながらおしゃれなオーナーのマダムも迫力で印象的。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ(ヒロイン)
感想投稿日 : 2010年12月29日
読了日 : 2010年12月29日
本棚登録日 : 2010年12月29日

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