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sanaさんのレビュー
04年の発行の本で、これで直木賞を取ったんですね。
なるほど、良い出来です。
主人公は幼い娘のいる主婦の小夜子と、独身で小さい会社の社長をしている葵。共に35歳の二人の出会いは、小夜子が葵の会社のパートに応募したことから。
理解のない夫と姑に囲まれた孤独な小夜子は公園デビューに失敗し、娘のあかりが友達の輪に入れない様子を見て、閉塞状況を打破しようとします。
仕事内容は派遣のお掃除で、研修がかなりきつくて戸惑いながらも、新たな経験に立ち向かっていく小夜子。
一見、全く対照的な葵とはすれ違いも起こりますが、しだいに友情をはぐくんでいくのです。
「ひとりでいるのがこわくなるようなたくさんの友達よりも、ひとりでいてもこわくないと思わせてくれる何かと出会うことの方が、うんと大事な気が、今になってするんだよね」
という葵の言葉は印象的です。
葵の高校時代の出来事が現在と交互に語られていきます。
苛められていた過去を知らない群馬の高校に進学した葵は、ナナコと親友になります。ナナコの家庭は荒廃しきっていて、二人の純粋な気持ちは家出という形をとり…
対岸で手を振るナナコのイメージが切ない。
女性ならどこかで共感出来る要素があると思います。
小夜子が仕事でお掃除をしていて感じたように、しつこい汚れをずっとこすっていて、ある瞬間ふっと落ちていく、そんな風に何かが変わることもあるんですよね。
なるほど、良い出来です。
主人公は幼い娘のいる主婦の小夜子と、独身で小さい会社の社長をしている葵。共に35歳の二人の出会いは、小夜子が葵の会社のパートに応募したことから。
理解のない夫と姑に囲まれた孤独な小夜子は公園デビューに失敗し、娘のあかりが友達の輪に入れない様子を見て、閉塞状況を打破しようとします。
仕事内容は派遣のお掃除で、研修がかなりきつくて戸惑いながらも、新たな経験に立ち向かっていく小夜子。
一見、全く対照的な葵とはすれ違いも起こりますが、しだいに友情をはぐくんでいくのです。
「ひとりでいるのがこわくなるようなたくさんの友達よりも、ひとりでいてもこわくないと思わせてくれる何かと出会うことの方が、うんと大事な気が、今になってするんだよね」
という葵の言葉は印象的です。
葵の高校時代の出来事が現在と交互に語られていきます。
苛められていた過去を知らない群馬の高校に進学した葵は、ナナコと親友になります。ナナコの家庭は荒廃しきっていて、二人の純粋な気持ちは家出という形をとり…
対岸で手を振るナナコのイメージが切ない。
女性ならどこかで共感出来る要素があると思います。
小夜子が仕事でお掃除をしていて感じたように、しつこい汚れをずっとこすっていて、ある瞬間ふっと落ちていく、そんな風に何かが変わることもあるんですよね。
2009年09月26日 14:46:26
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