下戸は勘定に入れません

著者 :
  • 中央公論新社 (2014年5月23日発売)
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本棚登録 : 292
感想 : 59
4

条件が揃うと、同じ条件の過去へと
道連れと一緒にタイムスリップ。

な、連続短編集。
しかもこの短編、ひとつ終わる毎に
1日経っている状態。
ある意味、濃い年末です。

しかし主人公、いい年なのにここまで飲んでも
翌日まだ飲んでいる…。
肝臓強すぎですw
とかいう前に、これほどまでに条件が一致するような
飲み方をしている方が問題あり?

まさかの出征の秘密から始まって、まさかの繋がり。
あらびっくり、とかいう問題ではありません。
しかもあの最後。
この物件でいいのかと騒ぐよりも
まぁいっか~な空気が…。
主人公だけが慌ててる感じが面白いw

死にたい願望のために生まれた誤解は面白かったですが
結局、冷蔵庫の中身は誰がどう補充を??

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 西澤保彦
感想投稿日 : 2014年12月10日
読了日 : 2014年12月10日
本棚登録日 : 2015年12月10日

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