蹴りたい背中

著者 :
  • 河出書房新社 (2003年8月26日発売)
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本棚登録 : 8000
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群衆に存在するのが嫌で、群れから外れた少女。
そんな彼女のクラスには、別の意味で外れた少年。

ちょっとしたきっかけで、人との縁ができる。
まさにその状態ですが、きっかけも『人』。
そこまで好きなものがあるというのは
うらやましいものです。

主人公は…こういう人いたな、と。
人を見下してどうにか平穏を保っているような
自分が一人なのに理由をつけようとする人。
漫画でもよくある設定です。
そんな彼女に対して、共感できる部分あり
できない部分あり。

少年は、好きな人のチケットを手に入れて
そこへ行くわけですが…前に並んでいたOL。
まさにクラスの中で主人公はこんな感じでは?

そうして最後、になったわけですが
結局何がどうなのか。
学生の一部分をくりぬいたような内容でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 福箱
感想投稿日 : 2015年3月24日
読了日 : 2015年8月24日
本棚登録日 : 2016年8月24日

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