読みながら気分がころころと変わり、感想を書くことが僕には難しい。
中には傲慢過ぎて嫌悪感を抱く所もあった。
著者の凛とした着物姿の写真から、生きる姿勢の良さを感じていたのだが、題材のせいか姿勢の良さよりも「ちびまる子ちゃん」的印象が強い。
でもそこに愛があるのだということも分かる。
「ちびまる子ちゃん」のような飾られない家族への愛。
そこが嫌でもあり好きでもある。
多分幸田文をものすごく自分の中で美化していたのだろう。
当たり前だけど人間なんだね。親近感がわく。
使われる言葉、情景などからは凛とした美しさを感じた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
随筆
- 感想投稿日 : 2011年2月28日
- 読了日 : 2009年8月19日
- 本棚登録日 : 2009年8月19日
みんなの感想をみる