情報なき国家の悲劇 大本営参謀の情報戦記 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋 (1996年5月10日発売)
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感想 : 17
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うーむ。なんとも。著者が第一線で戦っていただけに、太平洋戦争への悔しさや、現在の日本への危機感は高く、その後の自衛隊組織についての意見も、おそらく的を得ているのだろう。

批判に尽きており、多少の啓蒙も含まれるが、バランス的に批判が多いかなぁと。

米国が敗戦の理由を指摘したとおり、敵戦力の錯覚、制空権の軽視、組織の不統一、情報人材の軽視、精神主義重視などはよくよく肝に命じておきたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年7月27日
読了日 : 2017年7月27日
本棚登録日 : 2017年7月19日

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