うーむ。なんとも。著者が第一線で戦っていただけに、太平洋戦争への悔しさや、現在の日本への危機感は高く、その後の自衛隊組織についての意見も、おそらく的を得ているのだろう。
批判に尽きており、多少の啓蒙も含まれるが、バランス的に批判が多いかなぁと。
米国が敗戦の理由を指摘したとおり、敵戦力の錯覚、制空権の軽視、組織の不統一、情報人材の軽視、精神主義重視などはよくよく肝に命じておきたい。
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- 感想投稿日 : 2017年7月27日
- 読了日 : 2017年7月27日
- 本棚登録日 : 2017年7月19日
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