SFというかファンタジーというか。
奇妙な古道具屋で買う気もなかったのに物を買ってしまった人々が、その品物を中心として人生の転機を迎える話。
中心にして。
その品物のせいなのかといえば、そうとも言えるし言えない。
そしてそのおかしなものを買った人々は、それに執着したり忌避したり、あるいは古道具屋の正体を暴こうとしたり。
作中には時間の流れがあります。
阪神淡路大震災、東日本大地震、携帯電話、スマートフォン。
そして、話の全てが集約しているシーン、あれ、本当にその刻なのかなって思ったりも。
面白かったです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2017年9月2日
- 読了日 : 2017年9月2日
- 本棚登録日 : 2017年9月2日
みんなの感想をみる